木軸シャープペン

久しぶりにモノを落札しました。木製の万年筆とシャープペンのセットで、今回はそのうちシャープペンを。
出品者が壊れているものをそうとは書かずに出品することがしばしばあったようで、敵も無くお安く手に入りました。一昔前にアジア土産でこの手のボールペンを貰ったことがあります、みたいな、木の上にニスを塗っています、系。ボールペンを飛ばして万年筆とシャープペンという組み合わせにすこしグッときました。

特に難ありとは書かれていませんでしたが、案の定というか、壊れていました。
具体的には芯が出るあたりのゴムが引っかかって、機構が動かなくなっていました。が、まぁいろいろ分解して組立てると無事直りました。金属が曲がっているとかの不具合はなかったので、朝飯前です。実際は夕飯前に直しましたが。

単純に押したら芯が出るのではなく、後ろのキャップ側を捻ると、キャップ側の内部でバネやら何やらが色々動いて内部で芯を繰り出す機構を押すことになり芯が出る、という、わけのわからない仕組みになっております。捻らないといけないので、芯を出すのに両手が必要だったりと、舶来製にありがちなわけわからなさです。

芯の太さは0.5mmでした。シャープペンシルなんてここ十年くらい(もっとか?)使っていないなぁ、よく考えたら。本当は濃いのが好きなので2Bとかの芯を探したのですけれど、太さは0.5、0.7、0.9mmがありましたが硬さはHBしか売っていませんでした。文具店にも種類が無いのにはびっくりしました。